〈世界文学〉としてのエトガル・ケレット氏の作品 また我々は如何にして〈世界文学〉と向き合うべきなのか【後篇】

【BOOK DATA】
写真・左:『突然ノックの音が』(新潮社刊)エトガル・ケレット/著、母袋夏生/訳、竹田匡志/装画、新潮社装幀部/装幀 2015年2月25日第1刷発行 ¥1,900(税別) 写真・右:『あの素晴らしき七年』(新潮社刊)エトガル・ケレット/著、秋元考文/訳、Jason Polan/装画、gray 318/オリジナル ジャケット デザイン、新潮社装幀部/装幀 2016年4月25日第1刷発行 ¥1,700(税別)


前篇にも書いた通り、『突然ノックの音が』でエトガル・ケレット氏に興味を持ったのが2015年。単行本の刊行記念として同年2月末に〈エトガル・ケレット×円城塔 公開講義『僕たちの書き方』〉が開催されることを知った自分は(ひきこもりにしては非常に珍しく)速攻で予約を入れたのでした。で、結論から言うと、この講義を通して、すっかりケレット氏に魅了されてしまったのでした。

 

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〈世界文学〉としてのエトガル・ケレット氏の作品 また我々は如何にして〈世界文学〉と向き合うべきなのか【前篇】

【BOOK DATA】
写真・左:『突然ノックの音が』(新潮社刊)エトガル・ケレット/著、母袋夏生/訳、竹田匡志/装画、新潮社装幀部/装幀 2015年2月25日第1刷発行 ¥1,900(税別) 写真・右:『あの素晴らしき七年』(新潮社刊)エトガル・ケレット/著、秋元考文/訳、Jason Polan/装画、gray 318/オリジナル ジャケット デザイン、新潮社装幀部/装幀 2016年4月25日第1刷発行 ¥1,700(税別)


前書きがわりの(いまだに読み返しても超卑屈な)近況報告から間が空いてしまいました。今回はエトガル・ケレット氏の著作である『突然ノックの音が』(新潮社刊)と『あの素晴らしき七年』(新潮社刊)について、そして(書くかどうか正直迷ったのですが)『あの素晴らしき七年』に関するいくつかの書評を読んで自分が感じたモヤモヤとした違和感についてです。
 

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「ひとり古川日出男まつり」延期のお知らせ

続く文章を前書きに、エトガル・ケレット氏の著作について書こうと思っていたのですが、我ながら卑屈で酷い文章なのでエントリを分けました。内容としてはタイトルにある通り、「ひとり古川日出男まつり」延期のお知らせで、延期の理由についてです。正直、自分の卑屈っぷりが感染すると思うので読むことはオススメいたしません。この1ヶ月、ブログを放置して自分が何をしていたか知りたいという酔狂な方はどうぞ。

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