思いやりの心と情操を養う、良書としてのBL漫画 【前篇】


【BOOK DATA】
写真・左:『きゃっつ 〜四畳半ぶらぶら節〜』(大洋図書刊)羽生山へび子/著、川名潤(prigraphics)/装幀 2016年3月15日発行 ¥639(税別) 写真・右:『僕の先輩』(大洋図書刊)羽生山へび子/著、Plumage Design Office/装幀 2010年10月30日初版発行 ¥648(税別)


皆さま、今年のゴールデンウィークはどう過ごされる予定ですか? 旅行におでかけと、きっと毎日が楽し過ぎてネットなんぞ眺める余裕なんてないですよね? ましてやこの偏読ブログに、ちょっと変わったテクストがアップされていても、1ミリたりとも気になりませんよね?……ということで、賛否両論いただきそうな作品を、このタイミングでご紹介します。今、自分が一番ハマっている漫画、しかもBL作品です。

「BL」の文字が目に入った瞬間、ウィンドウを閉じようとした人もいると思いますが、まぁここはひとつ、ひきこもりの与太話(しかも超長い)に付き合っていただけれるとうれしいです。ほら奥さん、前篇だけでも。ね、ね?

 
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忍びよる加齢と老後の孤独に怯える、すべての女性へ 【後篇】


【BOOK DATA】
写真・左:『中年だって生きている』(集英社刊)酒井順子/著、塩川いづみ/装画、大久保伸子/装幀 2015年5月30日発行 ¥1,300(税別) 写真・右:『子の無い人生』(角川書店刊)酒井順子/著、寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座)/装幀 2016年2月29日発行 ¥1,300(税別)


前篇】を公開してから間があいてしまいました、すみません。さて、『子の無い人生』です。「私は子どももいるし、『子の無い人生』は読まなくて良いかな……」と思われる方もいると思います。でも、どんどん増え続けていく「子ナシ族」や「子ナシ高齢者」との付き合い方の参考になると思うので、お子さんがいる方にもぜひ読んで欲しい一冊です。それに、お子さんがちょっと遠い未来に「子ナシ族」の仲間入りしてしまう可能性だって決してゼロではないのですから、万が一のときに備えて読んでおくと良いと思います。備えあれば憂いなし、人生において何事も5分前行動が大切です。

ではまずここで当ブログ恒例の、出版社の作品紹介ページからの、あらすじ引用です。
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忍びよる加齢と老後の孤独に怯える、すべての女性へ 【前篇】


【BOOK DATA】
写真・左:『中年だって生きている』(集英社刊)酒井順子/著、塩川いづみ/装画、大久保伸子/装幀 2015年5月30日発行 ¥1,300(税別) 写真・右:『子の無い人生』(角川書店刊)酒井順子/著、寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座)/装幀 2016年2月29日発行 ¥1,300(税別)


熊本、そして九州の皆さん、余震がつづき不安な時間を過ごされていると思います。どうか一日でも半日でも一時間でも早く、皆さんの「日常」が戻ってきますように。

酒井順子さんの『中年だって生きている』(集英社刊)と『子の無い人生』(角川書店刊)を紹介する以下の文章は15日の深夜に書いていました。アップした直後にあの大きな地震があり「こんなときに本を紹介するブログなんぞ……」と感じ、非公開状態にしていました。
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